アンパンマンはなぜ人気なのか?

調べれば調べるほど「なるほど~」って言いたくなる
付加価値がアンパンマンにはあったんですね!

どうも。おはようございます。
ほめるプロモーション(ほめプロ)の仕掛人・オオタマサノリです。
今日もありがとうございます。

我が家には1歳半になる娘がいます。
名前を「あかね」といいます。あかねちゃんはとにかく魚肉ソーセージが大好き。

スーパーの売り場で

こんな魚肉ソーセージと、

アンパンマンの魚肉ソーセージがあれば、

うちの妻は必ず後者の方を選びます。

今日のブログはそんな妻からのリクエスト。

アンパンマンはなぜ人気なのか?

 

「それいけ!アンパンマン」のタイトルでテレビ放送が開始されたのは
今から30年前の1988年と、意外と新しいのだが、
絵本なども含めて作品ができたのは今から50年以上も前のこと。

私も小さい頃はよく観ていました。
それくらい小さい子供にとっては大人気。

バンダイ」が2017年5月12日~5月14日に行ったアンケート
「お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査」

なんと!2002年の調査開始から、アンパンマンが13年連続で1位。
昨年、一昨年と「妖怪ウォッチ」に1位を譲った(それでもアンパンマンは2位)が、
今年は見事に返り咲いた。

意外と女子の人気は根強いのね。

そして、0~2歳児の圧倒的人気。

なぜここまで人気なのか?

実は赤ちゃんは「左右対称なもの」「丸いもの」が好きらしい。
ほかにも「赤いもの」が好きとも言われている。

なるほど、アンパンマンにはすべて含まれている。

 

加えて、面白い実験結果がある。

アメリカのエール大学で生後6か月の赤ちゃんに行われた実験。
赤ちゃんに以下の3つの登場人物が出てくるアニメを見せた。

  •  山を登る「赤いボール」
  • 「赤いボール」を助ける「黄色い正方形」
  • 「赤いボール」を邪魔する「緑の三角形」

このアニメを見せた後に、
上記の登場人物と同じ3種類のおもちゃから好みの1つを選択させるというもの。

なんと、結果8割の赤ちゃんが「赤いボール」を助ける「黄色い正方形」を選んだそう。

要するに、言葉を話さない赤ちゃんでも道徳心は備わっており、
正義の味方を理解して好んでいるんだそうです。

 

ちなみにキャラクター商品の小売市場が1兆5000億円を超えるなか、
アンパンマン関連グッズの売上は年間1100~1200億円に迫るのだとか。

 

その恐るべき結果の裏側では「アンパンマン会議」という
大人たちの秘密裏な会議が行われているのだとか・・・。

アンパンマンの商品化権利窓口である「日本テレビ音楽」が主催して、
アガツマ」「ジョイパレット」「セガトイズ」「バンダイ」の
アンパンマンの玩具を製造販売している4社が企画を持ち寄って話し合う会議だそう。

毎週火曜日に行われているこの会議。
2017年8月現在で1389回、29年間続いている商品企画会議なのだそう。

ライセンシーとはいえ、メーカー各社はいわばライバル企業。
それが一緒になって企画会議をするなんて異例なことですよね。

さらに、その「アンパンマン会議」では5つの掟なるものが存在するそうです。

1.社員証をはずせ
所属する会社の利害を超え、顧客である子供の利益だけを考えること。

2.ブームを作るな
ブームは飽きを早くする。3つ新商品をだすなら、古い商品を2つ減らすなど品目数を抑える。

3.ノルマを設けず
ミニマムギャランティ(最低保証使用料)は要求しない。
終わりを気にせずに開発費をかけ、凝った作りにできる。

4.競争させない
1分野1社の約束を守り、信頼を醸成する。

5.買うのは父母
子供に受けても、親の信頼を得なければ購入してもらえない。

 

こういった徹底した戦略と、理念に沿った判断基準があるからこそ、
それが付加価値となって、商品に宿るんでしょうね。

だからこそ、同じスペック、同じ価格の魚肉ソーセージでも、
「アンパンマン」という絶対的付加価値を求めて消費者は購入するのでしょう。